田原俊彦 メリーさんしのぶ「厳しくて優しいお母さんのような存在」、声詰まらせ回想

[ 2021年8月19日 05:30 ]

ジャニーズ事務所名誉会長、メリー藤島さん訃報から一夜

初のオールタイムベスト発売記念イベントに出席した田原俊彦
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 近藤真彦(57)、野村義男(56)と共に「たのきんトリオ」として一世を風靡(ふうび)した田原俊彦(60)も18日、都内で行われたイベントで「厳しくて、それでもって優しいお母さんのような存在でした」とメリーさんをしのんだ。

 15歳の時にジャニーズ事務所に入り、91年に独立するまで15年間所属した。Jr.時代からかわいがってもらっていたといい、80年の歌手デビュー以来、その衣装をプロデュースしてくれたのもメリーさんだった。

 田原は「いわゆる怖い人を演じないといけなく大変だったと思いますが、常にタレントファーストの優しい方でした」と時折声を詰まらせながら当時を回想。自身の独立時については「多分僕が一番迷惑かけて、ケンカもしました。メリーさんにとっては一番面倒くさいタレントだったと思います」と振り返り苦笑いを浮かべた。

 ここ数年はメリーさんの体調が良くないことを聞いていたという。ニュース速報で訃報を知ったといい、自宅ベランダから「ジャニーさんと会えましたか?」と心の中で語り掛けた。イベントでも「生まれ変わりがあるとしたら、歌って踊って世界が獲れるような仕事を一緒にしたいですね」と天国のメリーさんへ呼び掛けた。

 イベントでは、自身初のオールタイムベストアルバムとスマホアプリ「Simeji」のコラボを発表した。

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2021年8月19日のニュース