藤井2冠 豊島竜王との第4局2日目 昼食休憩までに77手進む 藤井は中住まい、豊島は菊水矢倉

[ 2021年8月19日 12:57 ]

豊島将之竜王(左)の挑戦を受ける王位戦第4局2日目、立会人・中田功八段(右)が開封した封じ手を聞く藤井聡太王位(中)(日本将棋連盟提供)
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 藤井聡太王位(19)=棋聖と2冠=が豊島将之竜王(31)=叡王と2冠=の挑戦を受ける第62期王位戦7番勝負第4局は19日、大阪・関西将棋会館で2日目が指し継がれ、後手藤井が前日封じた58手目は中住まいの王を守護する金上がりだった。

 その後もお互い自陣整備が続いたが66手目、藤井が角の効きを生かして豊島銀に銀をぶつけて交換を迫った。これに豊島は応じず、3手かけて王を菊水矢倉へ収納した。中住まいの藤井と王型に差がつき、中終盤の戦いにどう影響するか注目される。その後、豊島は銀交換に応じ、両者銀と歩を手駒にして午前12時半、昼食休憩に入った。

 昼食メニューは藤井がみそ煮込みうどん(やまがそば)、豊島はプレミアム和牛ハンバーグステーキ(内山田)。持ち時間8時間で藤井は5時間17分、豊島が5時間消費した。

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