メリーさん最愛の“長男”マッチ悲痛…「最後まで迷惑かけてごめんなさい」感謝の言葉も

[ 2021年8月19日 05:30 ]

近藤真彦
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 タレントの近藤真彦(57)が18日、14日に肺炎のため93歳で死去したジャニーズ事務所名誉会長のメリー藤島さんへの追悼コメントを発表した。

 デビュー当時からメリーさんに特にかわいがられていた近藤は、今年4月末に自身の不倫騒動がきっかけで事務所を退所。「母」と慕ったメリーさんに「最後まで迷惑をかけてごめんなさい」とつづった。

 事務所関係者によると、訃報に大きなショックを受けているという。コメントでは「悲しすぎて言葉が見つかりません」と心境を明かし「働いて働いて寝ずに働いて、笑顔で“私、昨日も寝てないのよ”が口癖でした」と芸能界の「女帝」とも呼ばれたメリーさんの働きぶりを振り返った。

 どれだけ若い人気者が出ようと「ジャニーズのトップはマッチ」と言い切って、事務所の「長男」と呼ばれた近藤を大切にしたメリーさん。1986年に交通事故で亡くなった近藤の実母と仲が良く、事故の際に「(近藤や事務所に)迷惑がかかるから」と救急車に乗らなかった実母の最期に責任を感じていた。その時から「母親代わり」として誰よりも目をかけ、1989年の近藤と中森明菜(56)のスキャンダルは、前代未聞の大みそか記者会見をぶち上げ守り切った。

 晩年も近藤のディナーショーにだけは必ず足を運び、近藤が事務所を離れた後も気にかけていたという。見守り続けた「母」に「息子」は「ありがとうございます。ゆっくりお休みください」と呼び掛けた。

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2021年8月19日のニュース