千葉真一さん死去 ネットに悲しみの声広がる 「あんな活力の塊みたいな人が…」「コロナ許せない」

[ 2021年8月19日 22:43 ]

千葉真一さん
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 映画「柳生一族の陰謀」などに主演した俳優の千葉真一(ちば・しんいち、本名前田禎穂=まえだ・さだほ)さんが19日、死去した。日本を代表するアクションスターの訃報に、ネット上では悲しみの声が広がった。

 千葉さんは19日午後5時26分、新型コロナウイルスによる肺炎のため千葉県内の病院で死去。訃報が報じられると、ネットでは「コロナで…またしてもコロナ…」「あんな活力の塊みたいな人が…」「嘘だろ!??」「大ショック…」「コロナ…あんたは全てを奪うまで暴れまわるのか…?」「幾つになってもカッコいいアクションに勇気をもらいました」「貴方が魅せてくれた数々のアクションは国宝、いや世界の宝です」「亡くなったのもショックだけどコロナで亡くなったことがますますショックだ」「コロナ許せない」と悲しみの声があがった。

 千葉さんは大学を中退して1959年に東映入社。映画「警視庁物語 不在証明(ありばい)」「風来坊探偵 赤い谷の惨劇」などの映画で吹き替えなしのアクションが話題となった。68年に始まった主演ドラマ「キイハンター」でアクションスターの地位を確立した。映画では「仁義なき戦い」シリーズなどの話題作に出演する一方で、1978年の主演映画「柳生一族の陰謀」で時代劇にも本格的に挑戦した。

 私生活では「キイハンター」で共演した野際陽子さんと73年に結婚、娘の樹里をもうけたが、94年に離婚。96年に再婚した28歳年下の一般女性との間に長男・新田真剣佑と次男・眞栄田郷敦がおり、2人はいずれも俳優として活躍している。女性とはその後離婚した。

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2021年8月19日のニュース