上沼恵美子 「憧れ」山田洋次監督に会いテンションMAX「もう明日、死んでもいい」

[ 2021年7月6日 17:14 ]

<「キネマの神様」 舞台挨拶> 「キネマの神様」の舞台挨拶に登場した上沼恵美子 (撮影・後藤 大輝)
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 松竹映画100周年記念の山田洋次監督(89)最新作映画「キネマの神様」(8月6日全国公開)の先行上映会が6日、山田監督が名誉市民である大阪・豊中市の「豊中市立文化芸術センター」であり、山田監督の大ファンである上沼恵美子(66)がゲストとして登場。「尊敬する山田監督に会えて嬉しい。もう明日、死んでもいい」と少女のように喜んだ。

 上沼は子どもの頃に観た映画「男はつらいよ」に魅せられて、山田監督を尊敬するようになったそうで「48作全部観ました」という“山田ファン”。「幸せの黄色いハンカチ」も「20回は観た」そうだ。この日は真っ黒のドレスを身に、胸にはシルバーのアクセサリー。「山田監督から今、グッチのブローチをいただきました」と会場のファンにプレゼントを見せびらかした。上沼自身は「甘い物がお好きと聞いてたんで、ドラ焼きをお持ちした。持ってきてよかったけど“エビ・鯛”みたい」と笑わせた。

 司会者抜きで、山田監督と2人だけのトークショー。いつも以上にテンションの高い上沼が速射砲のように山田監督への思いを披露した。今回の松竹映画100周年記念の作品を試写したそうで「難しいかと思ってたけど全然大丈夫。撮影所が舞台だけど、内輪受けする内容でもなく、最後はジーンときた」と絶賛の嵐。「ジュリーも老けたなと。でも、やっぱり男前」と新型コロナ感染による肺炎で亡くなった志村けんさん(享年70歳)に代わって主役を務めた沢田研二(73)を持ち上げた。山田監督も「志村さんが突然亡くなって、どうしようかと思った」と昨年を振り返った。

 「ボクの生まれ故郷の豊中で上映会ができてうれしい」と感無量の面持ちの山田監督。「8月6日封切りだけど、オリンピックが終わってないんで心配」と語り、「上沼さんが来てくれてビックリした。うれしい」と上沼に感謝しきりだった。

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2021年7月6日のニュース