佐藤康光会長「将棋の楽しさを感じて」 テーブルマークこども大会オンライン夏対局、8・14初開催

[ 2021年7月6日 13:25 ]

 日本将棋連盟は6日、小学生以下を対象とした「テーブルマークこども大会オンライン夏対局」の初開催を発表した。8月14日午後1時から、将棋を指せる小学生以下(未就学児を含む)を対象に参加者を募集。参加申し込みは将棋日本シリーズこども大会公式ホームページから、27日まで。

 この大会は今年20回を迎える「テーブルマークこども大会」が開催するオンライン将棋イベント。過去に藤井聡太2冠や、菅井竜也八段、斎藤慎太郎八段といったトッププロを数多く輩出した実績を持つ。コロナ禍という環境の変化をきっかけに、時代に合わせた新たな試みとして「こどもたちにもっと将棋の場を提供したい」との思いから創設された。

 対局には日本将棋連盟公認のオンライン将棋対局プラットフォームの「将棋ウォーズ」を使用し、勝ち数によって順位を決定。テーブルマーク冷凍食品の詰め合わせや、将棋駒型消しゴムなどの賞品が多数用意されている。

 日本将棋連盟の佐藤康光会長は「現在、コロナ禍において、多くのこども向けのイベントが影響を受けています。将棋界においても、数多くの大会やイベントが中止や規模の縮小になっていることは、残念でなりません。そのような状況の中、『テーブルマークこども大会オンライン夏対局』は、時代に合わせた新たな形を模索し、開催するオンラインイベントです。将棋は、人と人をつなぐコミュニケーションツールでもあります。オンラインで相手の姿は見えませんが、盤上で相手の手を読み、自分の手を表現するという将棋ならではのコミュニケーションを体験し、将棋の楽しさを感じていただければと存じます」とコメントを寄せた。

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2021年7月6日のニュース