上沼恵美子 夫の親族に結婚猛反対された過去も「主人が守ってくれた」 親族に認められたのはアノ番組出演

[ 2021年7月5日 19:36 ]

上沼恵美子
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 タレントで歌手の上沼恵美子(66)が5日、パーソナリティーを務めるABCラジオ「上沼恵美子のこころ晴天」(月曜正午)に生出演。夫の親族から結婚を認められるまでを振り返った。

 上沼は関西テレビ元ディレクターで役員も務めた夫と22歳で結婚。「結婚したら(人は)変わる」と断言。それでも「それが夫婦のだいご味で。2人で乗り越えた道って言うのがあるとね」としみじみと語った。

 続けて「私なんか結婚の時に上沼の家全員で、信州の全員。長野県ですから。お父さんもお母さんも。全員が(夫が)私と結婚するって言ったら皆気絶したんですよ」と告白。「『何であんな子』って。『人笑わして、学歴もない。何やのあれようしゃべる。テレビで見とったら柄の悪いしゃべりしてるやんか。女の子のわりに。あんなんが嫁に』って。長野県挙げて、反対やったんですよ」と明かした。

 驚く出演者に上沼は「でも、主人が守ってくれました」と明言。特にうるさかったという親族に対しては、「もう巻き手紙みたいなん書いてましたね。主人は。『彼女はこういう誤解を受けますけれどもテレビを見ていたら、こういうかわいいところもあって』みたいなのを。私は内容知りませんけれども、そういう長文をあてたんですよ」とし、すると相手も「しゃあないなあ、ふん」としぶしぶ納得したとした。

 結婚式の時にその親族に会った際も「うるさそうなおっさんやな」と思ったと言うが、「最近は認めてくれてはります」とも語った上沼。「あれ凄いな。紅白歌合戦の司会をしましたんですよ。その時から認めてくれてる。今も紅白は凄いけど、あの時はもっと値打ちがあった気がする。ドッキリかと思いましたから。初め。それで、長野県の親せきじゅうは『良かったんちゃうか』みたいなことになってくれたんですよ」と説明した。

 「結婚して紅白の司会するまで何年もかかってんのよ。22で結婚して、39かなんかで出たんだから。その間ずっと反対ですやん。NHKって凄い力持ってるなって」と上沼自身もその効果に驚いたという。「『(バラエティー生活)笑百科』は28からやってるから、その辺からちょっと認め出してくれて。『NHK出てたら大丈夫や』みたいな。信州というのは教育県いうて、頭の硬い、頭のいい人が多いね。だから外見で言うたらお笑いやってる女なんて最低やと思うじゃないですか。今でこそM-1とかあって、皆スターになっていきますけども、そんな時代やなかったから。そう(起用)してくれて良かったです。NHKさまさまです。あれで親せきを黙らせることができました」と感謝していた。

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2021年7月5日のニュース