山崎ハコ 初の囲み取材「うれしい」、昨年死去の夫・安田裕美さんしのびステージ

[ 2021年7月5日 05:30 ]

昨年7月に亡くなった夫でギタリストの安田裕美さんの写真をバックにギターを抱える山崎ハコ
Photo By 提供写真

 女性フォークシンガーの山崎ハコ(64)が4日、都内で、昨年7月に大腸がんのため亡くなった夫でギタリストの安田裕美さん(享年72)をしのぶステージ「安田裕美の会」を開催した。

 夫の死後は「支えがなくなってくじけそうだった。音楽どころではなかった」と落ち込んだが「安田さんの音楽が好きという思いを私が引き継ごうと思った」と自らライブの演出や選曲を担当。駆けつけた徳光和夫(80)や立川志の輔(67)、中村梅雀(65)らを前に、安田さんの録音演奏に乗せ「ごめん…」などを熱唱した。

 終演後には「人生で初めて」という、大勢の報道陣に囲まれ質疑応答する「囲み取材」を実施。「暗い」と言われる作風もあってミステリアスなイメージがあるが「倒産した前の事務所にいたときは“しゃべるな”と言われていた。あの頃フォークの人はしゃべらないものだった」と明かし「本当の気持ちを私の口で言えるのはうれしい」と笑った。

続きを表示

2021年7月5日のニュース