高橋克典 デビュー当初の洗礼、緒形拳さんから本気のビンタ「この野郎!と思って」 その後の展開は…

[ 2021年7月5日 18:55 ]

高橋克典
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 俳優、高橋克典(56)が4日放送のABEMA「7.2 新しい別の窓」(後3・00)に出演し、「デビュー当初に受けた洗礼」をテーマにトーク。俳優・緒形拳さん(2008年死去、享年71)から受けた「本気の平手打ち」について語った。

 駆け出し時代の1993年、高橋は日本テレビ系ドラマ「ポケベルが鳴らなくて」で、憧れだった緒形さんと共演した。ドラマの中で緒形さんと「言い争う」シーンがあった説明し、「本番中に突然、緒形さんが本気で平手打ちをしてきた、それを受けて自分も本気の演技ができた」とした。

 事前に、通しでリハーサルをしていなかったため、ビンタは想定外の出来事だった。「突然だったので。(自分は)デビューしたてで、芸能界とか全然分かっていなくて。いきなりきた。急にバチーンってきて」と振り返った。

 「また(緒形さんの)手が厚い。バコーンってきて、耳は痛いし首は痛いし」と苦笑した高橋。自身は「ほとんど素人」だったため頭に血がのぼったそうで、「この野郎!と思って、大物俳優だかなんだか知らないけど、瞬間、飛びかかろうと思ったのよ。我慢した瞬間に『カット!』って言われて」と話した。

 その後の展開も、想定外のものだった。周囲に「高橋君、初めていい芝居していたよ」と絶賛された。高橋は「瞬間的にパンって、驚いて手が出そうになる。反射的に、それを止めた。その顔が良かった」とコメント。「(緒形さんに)『お礼言って来い』って周りに言われて。お礼?お礼言わなきゃダメですか…って」と笑顔で話していた。

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2021年7月5日のニュース