是永瞳 故郷の大分・豊後高田を駆ける「人と人の距離が近くて温かい」

[ 2021年4月24日 05:30 ]

東京オリンピックの聖火リレーで走者を務め、笑顔を見せる女優の是永瞳
Photo By 代表撮影

 東京五輪の聖火リレーが九州に入った23日、毎日新聞社のCMに出演している女優で全日本空手道連盟公認の空手スペシャルアンバサダー、是永瞳(25)が古里の大分県豊後高田市を走った。CMで披露した空手は3段の腕前。父の勧めで12歳の時に始め、大分県立高田高時代は全国高校総体に出場した。

 現在は腰を痛めて競技から離れているが、空手が初採用される東京五輪を待ちわびている。「切磋琢磨(せっさたくま)してきた同年代の選手たちの活躍が楽しみです」

 人口約2万2000人の豊後高田市は「人と人の距離が近くて温かい」。全国で新型コロナの感染が広がり明るい世相とはいえないが、愛する故郷と空手をアピールするため精いっぱいの笑顔で走った。「少しでも恩返しになっていたら、うれしい」。大役を終え、にじむ汗を拭った。

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2021年4月24日のニュース