舛添要一氏 森会長“女性蔑視発言”を批判も「建設費を数千億円節約できたのは森氏のおかげだ」

[ 2021年2月7日 22:10 ]

舛添要一氏
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 前東京都知事で国際政治評論家の舛添要一氏(72)が7日、自身の公式ツイッターを更新。女性蔑視とも取れる発言で批判されている東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)について持論を記した。

 森氏は3日に行われた日本オリンピック委員会(JOC)の評議員会で、JOCが女性理事を増やしていく方針を掲げていることに「女性がたくさん入る理事会は時間がかかる」などと発言。4日の会見でに謝罪し、発言を撤回するとしたが、SNS上などには会長辞任を求める声が上がっている。

 舛添氏は「森会長の女性蔑視発言は批判に値するが、私が都知事時代に競技施設建設費を数千億円節約できたのは森氏のおかげだ」と投稿。

 「東京の施設代替を他県に頭を下げ依頼してくれた。肺癌の身で海外出張しIOCとの関係を構築」と、女性蔑視発言については批判したが、五輪開催に向けた森会長の尽力についても触れた。

 ツイッターでは「一緒に仕事をした私は、評価すべき点も言う。今回、森氏の功績を語らない五輪関係者に絶句」と指摘した。

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2021年2月7日のニュース