伊藤かずえ あの大映ドラマ名台詞の裏側「初めて監督に歯向かった。でも…」

[ 2021年2月7日 20:20 ]

伊藤かずえ
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 女優の伊藤かずえ(54)が6日深夜放送のテレビ東京「二軒目どうする?~ツマミのハナシ~」(土曜深夜0・50)に出演。大映ドラマ作品の裏側について明かす場面があった。

 84年放送の「不良少女と呼ばれて」について、伊藤は「オーディションで私と(いとう)まい子が最後まで残って。背もだいぶまい子の方が小さくて、かわいらしい顔をしていたので。私が敵役と主役とで完全に分かれて」と言うが、その身長差のせいである事件が起きた。「砂浜で撮影している時に穴を掘られたんです。2ショットが(画角に)入らなくて。それで、台が来るのも遅いから足元に穴を掘られて。17歳のときは165センチくらいあって」と、驚きのエピソードを披露した。

 「TOKIO」の松岡昌宏(44)の「大映ドラマって、セリフを少しでも変えちゃいけない?」という質問には「変えちゃいけないの。『てにをは』とか語尾も全く変えちゃいけなくて」とうなずく伊藤。

 「最初に『不良少女とよばれて』で『恋は壊れやすいのよ、ビタミンCのようにね』っていうセリフがあって。それがもうCMっぽくて、『言いにくいんですけど、これ言わなくていいですか?』って初めて監督に歯向かったの。でも『これは脚本家がいろいろと考えて作ったセリフだから、一語一句変えるな』と言われて。それから、どんなセリフでも言うようになりましたね…」と懐かしんでいた。

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2021年2月7日のニュース