千原ジュニア “女性蔑視発言”森会長の条件付き続投を提案「オリンピック開催決定したら辞めてもらって」

[ 2021年2月7日 17:34 ]

千原ジュニア
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 お笑いタレント・千原ジュニア(46)が7日、MCを務めるインターネット放送ABEMAの「ABEMA的ニュースショー」(日曜正午)に生出演し、女性蔑視とも取れる発言で批判されている東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)の今後について私見を語った。

 森氏は3日に行われた日本オリンピック委員会(JOC)の評議員会で、JOCが女性理事を増やしていく方針を掲げていることに「女性がたくさん入る理事会は時間がかかる」などと発言。4日の会見では「五輪・パラリンピックの精神に反する不適切な表現だった」と謝罪し、発言を撤回するとした。

 辞任を求める声が浮上する中、前東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏(72)は「森さん以外にまとめ切る人がいないんですよ」と説明。政財界、さらにはスポーツ界にも広く影響力を持つといい、「財界も金を出すにあたって、『舛添が頼んだんじゃ金(なんか)出すか!』って言われるけど、『森さんが頼むのなら出さないと大変』という。ラグビー含め、全スポーツ界、JOCの山下会長も含め、一切反抗できないですから」と話した。

 コロナ禍で五輪開催に懐疑的な声も上がる中、ジュニアは「森さんが辞めて、(会長が)違う人になられて、オリンピックが開催中止になったら、世論も『あれ?森さんのまま会長でいってたら、オリンピックできてたかも?』みたいな声が出てくるんじゃないかな?」と指摘。「森さんのまま行って、ほんとにオリンピック開催決定ってなったら辞めてもらって、中止か開催決定までは森さんにやってもらって」と、条件付きの続投を提案した。

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2021年2月7日のニュース