田中秀征氏 森会長の女性蔑視発言に「容易には収まらない…やめざるを得ない状況になってきている」

[ 2021年2月7日 09:10 ]

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 福山大学経済学部客員教授の田中秀征氏が7日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。女性蔑視とも取れる発言で世界中から非難を浴びている東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)について言及した。

 森氏は3日に行われた日本オリンピック委員会(JOC)の評議員会で、JOCが女性理事を増やしていく方針を掲げていることに「女性がたくさん入る理事会は時間がかかる」などと発言。4日は会見で「五輪・パラリンピックの精神に反する不適切な表現だった」と謝罪し、発言を撤回するとした。一方、テレビで生中継された会見での逆ギレぶりな態度で、火に油を注いだ形となっている。

 田中氏は「この森さんの発言問題っていうのは、容易には収まらないと思いますよね。やっぱり、ご苦労さんとかありがとう”と言われておやめになるとしたら、なるべき早い機会にやめた方がいいと思いますし、私はそうすると思いますよね、そうせざるを得ないというか。そういう状況になってきている」と自身の見解を述べた。

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2021年2月7日のニュース