鈴木紗理奈 女性蔑視発言の森会長にブチ切れ 「不快。辞任すべき」

[ 2021年2月7日 10:54 ]

タレントの鈴木紗理奈
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 タレントの鈴木紗理奈(43)が7日、TBS「サンデージャポン」(日曜前9・54)に生出演。女性蔑視とも取れる発言で世界中から非難を浴びている東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)について怒りをあらわにした。

 森氏は3日に行われた日本オリンピック委員会(JOC)の評議員会で、JOCが女性理事を増やしていく方針を掲げていることに「女性がたくさん入る理事会は時間がかかる」などと発言。4日は会見で「五輪・パラリンピックの精神に反する不適切な表現だった」と謝罪し、発言を撤回するとした。一方、テレビで生中継された会見での逆ギレぶりな態度で、火に油を注いだ形となった。

 鈴木は「めちゃめちゃ不快」と怒りをあらわにし、「どうしてこういう方が会長できるのか。支持している人にも疑問を感じる。こんな時代はとっくに終わってるんですよ。わきまえない女として発言させていただくけど、今の時代がこうだよとか、おっさんに説明する方が時間がかかるからやめてほしい」と語気を強めた。

 さらに「(本音を)公の場で発言するかしないかは大きな違い。それを見た子供たちはその価値観で育つけど、言ったらダメなことやと意識を持つだけで大きく違うと思う。建前であっても、公の場で発言するのはやめてほしい。軽々しく言っていいんやとなってしまう」と子ども世代への影響も懸念した。

 森会長の周囲から辞任の声が挙がらない現状についても「周りの方も同じだと思っている。私は辞任すべきだと思っている。周りが何も言えない状況ってのは、どの世界にも森さんはいるんですよ。女性なら生きていて感じているけど、実際そういう方たちが積み上げた中で活躍させてもらっていたら物が言えない。だから私はきょう履かれる勢いで来たけど、昭和の方の根付いた価値観が変わってなくて、その方たちが活躍されているというのも事実」と語気を強めた。

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2021年2月7日のニュース