【明日2月8日のおちょやん】第46話 新一座、稽古初日からトラブル発生 座長の一平はタジタジ…

[ 2021年2月7日 13:00 ]

連続テレビ小説「おちょやん」第46話。新劇団・稽古場にて、一平と千之助の話を聞く千代(杉咲花)(C)NHK
Photo By 提供写真

 女優の杉咲花(23)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「おちょやん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は8日、第46話が放送される。

 千代(杉咲)の新しい喜劇の一座は、一平(成田凌)を座長とする「鶴亀家庭劇」として船出をした。しかし、旗揚げ公演の稽古初日、一平の書いた台本は千之助(星田英利)に却下される。その上、代わりに千之助が書いた「手違い話」という台本で、しかも主役は千之助がやると言い出す始末…。さらに旧天海一座以外の劇団メンバーは、新派、歌舞伎、歌劇団の寄せ集めの役者だった。喜劇未経験の者たちでの芝居に不安は尽きない…。

 朝ドラ通算103作目。タイトルの「おちょやん」は“おちょぼさん”が訛り、茶屋や料亭などで働く小さい女中さんを意味する大阪ことば。女中奉公の8年間がヒロインの原点になっていることの象徴として採用された。TBS日曜劇場「半沢直樹」(2013年)「下町ロケット」(15年)「陸王」、テレビ朝日「家政夫のミタゾノ」などのヒット作を生んだ脚本家の八津弘幸氏(49)が手掛け、朝ドラ初挑戦となるオリジナル作品。明治の末、大阪・南河内の貧しい家に生まれた少女・竹井千代(杉咲)が芝居の世界に魅了されて女優を目指し、のちに「大阪のお母さん」と呼ばれる上方のコメディエンヌになる姿を描く。

 主題歌はシンガー・ソングライターの秦基博(40)が書き下ろした「泣き笑いのエピソード」。語りは落語家の桂吉弥(49)が黒衣(くろご)役(観客からは見えないという約束事の下に舞台上に現れ、芝居の手助けをする人)として務める。

続きを表示

この記事のフォト

2021年2月7日のニュース