志らく ワクチン確保時期、政府内不一致に「河野さんが結局、壊し屋の顔を見せたのかな」

[ 2021年1月25日 10:35 ]

落語家の立川志らく
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 落語家の立川志らく(57)が25日、MCを務めるTBSの情報番組「グッとラック!」(月~金前8・00)に出演。新型コロナウイルスのワクチン担当を務める河野太郎行政改革担当相が22日に、政府のスポークスマンである坂井学官房副長官が「全国民に必要な数量について6月までの確保を見込んでいる」とした21日の発言を削除すると発表したことに言及した。

 河野氏は「古い情報が紛れ込んだ」「政府内の情報に齟齬(そご)があった」と釈明し、確保時期は具体的に言及しなかった。一方、坂井氏は会見で「どこに齟齬が生じているか確認できない。発言は撤回しない」と発言を修正しない考えを示した。結局、河野氏が坂井氏と連絡を取り、坂井氏の発言のうち「確保の見込み」とした部分が「確保を目指す」であったとしたが、政府の要職者2人が相手の発言を否定し合う異例の展開となり、ワクチンに関する情報共有と発信を巡る混乱が露呈した。

 志らくは「こういった時期にトップがもめているのは不安だというのが一方にありますけど、私は、河野さんが結局、壊し屋の顔を見せたのかなと。全部言いなりにはならないよっていう、お互いの…。ただ最後に結局“目指す”っていうすごい政治的なところで終わってしまって本当はどうなのかってところを知りたいですね。結局は見込みじゃなくて目指す、だったら最初から目指すってお互いに言っておけばいいだけなのに、一体この間何があったんだろうって疑問に感じますけどね」と自身の受け止めを述べた。

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2021年1月25日のニュース