大盤解説会中止 谷川九段、コロナ禍への思い語る 棋士の現状「恵まれている」

[ 2021年1月25日 05:30 ]

スポニチ主催 第70期王将戦7番勝負第2局第2日 ( 2021年1月24日    大阪府高槻市・山水館 )

<王将戦第2局>対局場を訪れた谷川九段(撮影・奥 調)
Photo By スポニチ

 登壇予定だった大盤解説会が新型コロナ感染拡大の影響で中止になった谷川は、将棋連盟の公務も兼ねて対局場を訪れた。

 26年前の阪神大震災当時、神戸市の自宅が被災しながら王将戦7番勝負で転戦。現在と同じく、大変な社会状況下で将棋を指した日々を振り返りながら、人々が安心して生活できるには「あと半年はかかるでしょう」と推察。棋士が置かれている現状については「スポーツの世界と比較すればまだ恵まれている」と話した。

続きを表示

2021年1月25日のニュース