田崎史郎氏 菅内閣の支持率低下、安倍前首相と比べ「岩盤支持層というのが存在するかどうか」

[ 2021年1月18日 13:29 ]

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 政治ジャーナリストの田崎史郎氏が18日、TBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。毎日新聞と社会調査研究センターが16日に実施した全国世論調査で、菅内閣の支持率は33%で、昨年12月12日に行った前回調査の40%から7ポイント下落し、不支持率は57%(前回49%)だったことに言及した。

 番組では、読売新聞社が15から17日に実施した全国世論調査で、菅内閣の支持率は39%、不支持率は49%となり、初めて不支持が支持を逆転したことなども伝えた。

 田崎氏は「これは深刻で、各社世論調査は支持が大体30%台、不支持が50%前後という大方の傾向。これから先、僕が注目しているのは、安倍さんの場合、3割ちょっと下がったところが岩盤となって復元していったんですよ。菅さんの場合、岩盤支持層というのが存在するかどうか。もしかすると3割を切ってもっと落ちる可能性がある。それによって政権の強さがどうなのかが分かってくる」と自身の見解を述べた。そして「1月、2月、3月くらいまではこの状況、不支持が高い状況が続くだろう。4月になって転機をつかむことができるかどうか」と話した。

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2021年1月18日のニュース