【明日1月19日のおちょやん】第32話 千代は女優の卵として再出発、先輩から悪いうわさを流され…

[ 2021年1月18日 13:00 ]

連続テレビ小説「おちょやん」第32話。鶴亀撮影所・大部屋にて。場所がなく隅っこに座る竹井千代(杉咲花)(C)NHK
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 女優の杉咲花(23)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「おちょやん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は19日、第32話が放送される。

 鶴亀撮影所で女優の卵として再スタートを切った千代(杉咲)だったが、大失敗の連続。千代の唯一の救いは、親切な助監督の小暮(若葉竜也)と撮影所で偶然再会した「太陽の女・カルメン」主演女優・高城百合子(井川遥)の存在だった。カフェーの仲間からの励ましもあり、前を向く千代だったが、先輩の大部屋女優たちから悪いうわさを流され、撮影現場から干されてしまう。それでもめげない千代は、撮影所に新しい居場所を見つける…。

 朝ドラ通算103作目。タイトルの「おちょやん」は“おちょぼさん”が訛り、茶屋や料亭などで働く小さい女中さんを意味する大阪ことば。女中奉公の8年間がヒロインの原点になっていることの象徴として採用された。TBS日曜劇場「半沢直樹」(2013年)「下町ロケット」(15年)「陸王」、テレビ朝日「家政夫のミタゾノ」などのヒット作を生んだ脚本家の八津弘幸氏(49)が手掛け、朝ドラ初挑戦となるオリジナル作品。明治の末、大阪・南河内の貧しい家に生まれた少女・竹井千代(杉咲)が芝居の世界に魅了されて女優を目指し、のちに「大阪のお母さん」と呼ばれる上方のコメディエンヌになる姿を描く。

 主題歌はシンガー・ソングライターの秦基博(40)が書き下ろした「泣き笑いのエピソード」。語りは落語家の桂吉弥(49)が黒衣(くろご)役(観客からは見えないという約束事の下に舞台上に現れ、芝居の手助けをする人)として務める。

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