「鬼滅の刃」お館様 声優・森川智之の声が大きくなった意外な理由「僕1人で200人の声を出せないかと」

[ 2021年1月18日 18:53 ]

声優の森川智之
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 声優の森川智之が16日放送の日本テレビ「有吉反省会」(土曜後11・30)に出演し、「声が大きすぎること」を反省した。

 森川はトム・クルーズを始め、キアヌ・リーブス、ユアン・マクレガー、ジュード・ロウなど、数々のハリウッドスターの吹き替えを担当。これまでに演じたアニメキャラは1000を超え、最近では「鬼滅の刃」のお館様「産屋敷耀哉(うぶやしきかがや)」役を演じた。

 声優にとって声は武器であり、声量の大きさは利点に思えるが、日常生活においてはさまざまな問題が発生。会議での重要案件や極秘話が部屋の外に聞こえてしまったり、声のボリュームで声優養成所の生徒がおびえたり、極め付きは、約200万円の録音用のスタジオマイクを破壊してしまったという。

 「普通は壊れないはずなんですけどね。なんか壊れちゃいました」と森川。番組MCの有吉弘行(46)が「声の加減は出来ないのか?」と素朴な疑問を投げると、「声優をやって35年目なんですけど。だんだん加減って必要なんだなと」とようやく気付いたことを明かした。

 発声やセリフの練習は、専らマイカーの車内で行う。理由について「体が楽器なんで、常に良い状態にしなくちゃいけない。自宅で大きい声で練習すると通報されちゃうんで」と森川。子供の頃から声が大きく、その声量はプロ野球観戦で鍛えたという。「横浜DeNAベイスターズが大好きで、(前身の)大洋ホエールズ時代に横浜スタジアムで、相手チームのファンが多いのにホームゲームっていうすごい悔しい思いをして」と回顧し、「僕1人の声で100~200人の声を出せないかな?という気持ちで、外野でずっと大きな声で応援していたら大きくなったと思っています」と説明した。

 「反省の禊」は、電流ビリビリマシンや、顔面洗濯ばさみ、激痛足つぼマッサージという“思わず声が出そうなもの”に無言でチャレンジし、セリフ言うことになったがいずれも瞬殺。2度目のチャレンジで痛みに悶えながら、見事にクリアして見せた。

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2021年1月18日のニュース