倉科カナは“悪女”にこだわる「『何もけがれがないの』みたいな方が逆に怖く感じちゃって」

[ 2021年1月18日 18:31 ]

倉科カナ
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 女優の倉科カナ(33)が18日、NHK「ごごナマ」(月~金曜後1・40)に生出演。“悪女”へのこだわりを語った。

 キュートな容姿ながらドラマで“悪女”を演じることも多い倉科。「やっぱり悪が悪でしっかりないと物語が成立しなかったりする。悪役って本当に大切だなって思います」とし、幼少期に流行った「メモ帳集め」でも周囲の女子たちがプリンセスのメモ帳を集める中、自身は「悪役のメモ帳ばっかり集めてたんですよ」と振り返った。

 その頃から「プリンセスと対になっている悪役、向こう側の。それがすごく好きで…」と“悪女”“悪役”への思い入れがあったそうで「見るからに『私は悪よ』って示している方がなんて親切なんだろうと思うんですよ。プリンセスが『私は何もけがれがないの』みたいな方が逆に怖く感じちゃって、子どもながらに」と笑った。

 「悪女の時は相手役の方がどれだけ『こんなふうに言われたらイヤだろうな』っていうのを考えてやってますね。癇(かん)に障る、癪(しゃく)に障るような言い方だったりとか、言葉をぶつけたりしますね」と役作りについても語り「日常生活で相手がイヤだろうなって思うことを意図してやるってないじゃないですか。逆だからすごいおもしろくって…。でも、できるだけ悪にも人間味があるように演じられたらなって思って。悪って奥深いなって思いながら」と最後までキュートな笑顔で話していた。

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2021年1月18日のニュース