志らく 五輪開催の可否 基準や時期を「明確に出してほしい」

[ 2021年1月18日 12:52 ]

落語家の立川志らく
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 落語家の立川志らく(57)が18日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。加藤勝信官房長官が17日のフジテレビ番組で、新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、欧米各紙が今夏の東京五輪が中止となる可能性を相次いで報じたことに対し、開催方針に変更はないと報道内容を否定したことに言及した。

 加藤官房長官は、番組で「場所やスケジュールが決まっており、関係者が感染対策を含め準備に取り組んでいる」と述べた。東京五輪の開催を巡っては河野太郎行政改革担当相が14日、ロイター通信のインタビューに対し「どちらに転ぶかは分からない」と言及、日本の閣僚で初めて東京五輪・パラリンピックの開催中止の可能性に触れたことを根拠の1つとして、米有力紙ニューヨーク・タイムズをはじめフランス紙フィガロ、米ブルームバーグ通信(いずれも電子版)などの海外メディアが、第2次大戦後で初の中止に追い込まれる恐れがあると悲観的な論調で伝えている。

 志らくは、8割超が東京五輪・パラリンピックの今夏開催の見直しを求めたとの共同通信の世論調査に触れ「印象で語るのではなく、5月なら5月、6月なら6月って決めて、その時に感染状況が日本がこう、世界がこうって、時期を決めてこうなってたらやります、こうなってたらやめますっていうのを明確に出してほしい。そうじゃないと何となくみんなやめた方がいいんじゃないかって言っているような感じだから」と自身の考えを述べた。

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2021年1月18日のニュース