明石家さんま マラドーナさん追悼…新婚旅行で90年W杯観戦「感動的な試合を生で見ているんですから」

[ 2020年11月28日 22:50 ]

明石家さんま
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 お笑いタレントの明石家さんま(65)が28日、パーソナリティーを務めるMBS「ヤングタウン土曜日」(土曜後10・00)に出演。25日に死去したサッカー元アルゼンチン代表MFディエゴ・マラドーナ氏(享年60)を悼んだ。

 サッカー好きで知られるさんまは、冒頭で「マラドーナさんが亡くなられたっていうのが…僕の5歳下で…」と話し始め、「サッカーのルールを変えた人。後ろからタックルしたらイエローカード、というのは“マラドーナ・ルール”、大きくサッカーを変えた人」と語り、この日は前夜に作ったという、マラドーナ氏の所属していたナポリのチームのワッペンをあしらった黒地のマスクを着用して臨んだ。

 さんまは「新婚旅行…こんな時に新婚旅行を思い出すとは思わなかったんですが」と、マラドーナ氏を見たさに88年に結婚した女優の大竹しのぶ(63)と新婚旅行で90年ワールドカップ・イタリア大会を観戦に行ったことを明かした。さんまが見たのは7月3日にナポリで行われたアルゼンチン―イタリアの準決勝。ナポリにとっては弱小クラブチームに2度も優勝をもたらしたマラドーナ氏は英雄のため、さんまは両チームのサポーターから歓声が起きる、と予想していたが、実際はイタリアのサポーターから大ブーイングを浴び、マラドーナ氏は涙したという。

 その場面を見たさんまは、大竹に写真を撮ることを頼むが、サッカーに詳しくない大竹は「マラドーナどこ?誰?」と迷ったそう。さんまは「夫婦げんかになりながら、マラドーナを押さえた映像があるんです」と明かした。だがその後大竹とさんまは92年に離婚し、その映像は「それが…向こうの手元にあるんですね」という。それでも「その感動的な試合を生で見ているんですから。私は」とし、マラドーナ氏の人生は色々なこともあったが「俺たちにとっては面白い人で。マラドーナらしい死に方だったのかと。60というのは早すぎるけど」と語り、「生き様も見たい人なんですよ。最後まで見届けたいと思う人。マラドーナさんの冥福を祈って始めます」と語り、番組に入った。

 その試合は、PK戦の末アルゼンチンが勝ち決勝へ駒を進めた。

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2020年11月28日のニュース