【紅白歌合戦】米津玄師 今年も名前なし 令和初のアルバム150万枚の大ヒットの活躍も

[ 2020年11月16日 13:00 ]

東京・渋谷のNHK社屋
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 NHKは16日、大みそかの「第71回NHK紅白歌合戦」(後7・30~同11・45)の出場歌手を発表した。オーディション番組を勝ち抜いて誕生した9人組ガールズユニット「NiziU(ニジュー)」のほか、今年ジャニーズ事務所から同時デビューした6人組「SixTONES(ストーンズ)」と9人組「Snow Man」らが初出場を決めた。この日発表された出演歌手は紅組20組、白組21組、企画枠1組の計42組。

 圧倒的な活躍を見せていたシンガーソングライターの米津玄師(29)の名前は今年もなかった。

 米津は平成ラストとなった2018年に初出場。故郷・徳島県鳴門市の大塚国際美術館からの生中継で大ヒット曲「Lemon」を歌い上げ、インターネット上などで大反響を呼んだ。昨年も、連続での出場が望まれたが、楽曲提供した「嵐」とのコラボ企画でVTR出演しただけで、歌手としての出演はなし。今年も自身5枚目のアルバム「STRAY SHEEP」は平成生まれのアーティストとしては初となる150万枚を突破する大ヒットを記録するなど、その強さは健在。復活の出場が期待されていたが、名前はなかった。

 71回目となる今年の紅白のテーマは「今こそ、歌おう みんなでエール」。新型コロナウイルスの感染が拡大する中、今こそアーティストたちの思いのこもった歌でみんなにエールを送りたいと、テーマに掲げた。史上初の無観客での開催で、放送時間も15分短縮するなど、コロナ下での開催方法を模索した。総合司会を「ウッチャンナンチャン」の内村光良(55)と同局の桑子真帆アナウンサー(33)、白組司会は俳優の大泉洋(47)、紅組司会を女優の二階堂ふみ(26)が務める。内村は4年連続で、大泉と二階堂は初の大役となる。

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2020年11月16日のニュース