中居正広が「本当に頑張ってほしくて」と藤浪にエール 「みんな逆球いきますから」開き直りも大事、と

[ 2020年8月16日 16:37 ]

タレントの中居正広
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 タレントの中居正広(47)が15日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「中居正広 ON&ON AIR」(土曜後11・00)に出演。2年ぶり勝利を目指して奮闘中の阪神・藤浪晋太郎投手(26)について熱く語る場面があった。

 プロ野球が大好きで大の巨人ファンとあって、日ごろから自宅でのテレビ観戦が欠かせないルーティンとなっている中居。藤浪が今季初登板した7月23日の阪神―広島戦(甲子園)も「藤浪、見とこうと思って」とテレビをつけたという。

 この試合で藤浪は5回まで広島打線相手に無失点の好投。チームも2―0とリードし、そのまま勝てば藤浪が2年ぶりの白星を手にするはずだった。だが6回、ピレラに満塁弾を被弾して一転敗戦投手に。「とにかくね、藤浪投手は本当にいいピッチャーなんです。いいピッチャーなんですけど、おそらくなんですけど、優しい子なんでしょう、うん」とした中居は「優しい子だから、迷惑をかけることがイヤなんだと思います。どうしてもピッチャーですからいろんなコースに投げなきゃいけないんだけども、たまにはバッターに当ててしまうようなこともあるでしょう。それを2年前、3年前にちょっと当て過ぎちゃった時期があって、そうするとバッターの体近くに投げることができなくなってしまったという時期があって…」と女性が多いと思われるリスナーに藤浪の苦闘を説明した。

 完全復活を楽しみに、キャンプ、オープン戦から藤浪を気にしていたという中居。「見てたらもうつらくて」とオープン戦のある試合を回想した。中居が見ていた試合で、解説者が藤浪について「勝負の世界。他の投手もみんな当てることはある。思い切って投げてもらっていいと思う」と話していたそうで「これ藤浪、聞いてるかな。あっ、聞いてねーか、投げてるから、と思いながら」と解説者の思いが藤浪に届いてほしいと願いながら試合を見ていたと振り返った。

 そして「もどかしかったな、オレも。本当に頑張ってほしくて、うん」と中居。満塁弾を浴びた広島戦でも捕手の梅野が外角に構えていても内角にいってしまうことがあったと指摘した上で「プロの投手でもみんな逆球いきますから」とプロ野球ファンの立場から藤浪にエール。「オレね、プレートを右にした方がいいと思うんだよな。今、一番左なのよ。一番左で投げてて。どうしても右打者に抜けてってしまう球がある」とも話していた。

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