高橋尚子さん 日テレ「24時間テレビ」で「募金ラン」に挑戦「走ることで恩返しをしたい!」

[ 2020年8月16日 21:54 ]

日本テレビ「24時間テレビ」で募金ランに挑戦する高橋尚子さん
Photo By 提供写真

 シドニー五輪マラソン女子金メダリストの高橋尚子さん(48)が日本テレビ「24時間テレビ」(22、23日放送)で「募金ラン」を行うことが、16日放送の同局「行列のできる法律相談所」(日曜後9・00)で発表された。

 五輪の栄冠から20年、43回目を迎える恒例のチャリティー番組で、Qちゃんが恩返しの「ラン」を披露する。今年は名物企画のチャリティーマラソンがコロナ禍で沿道に3密を生むリスクがあるため中止となり、形式を変えたラン企画を実施。高橋さん自ら提案したのが「募金ラン」だ。

 走った距離に応じて募金額を増やしていく、これまでにはない新しいスタイル。1周5キロのコースを約20時間走り、周回ごとに10万円をポケットマネーで募金するという。会場は安全面を考慮し一般公道ではなく私有地となる。

 「行列―」のスタジオに生登場したQちゃん。新たな挑戦を前に「走ることで恩返ししたい、募金をしたいという思いですね」と心境を告白するも、「1週間前に気合が入り過ぎて右ふくらはぎ、軽い肉離れを…」。共演陣から心配される中、「私はあきらめないですよ。最後まで頑張ります。この1週間で整えます」と宣言した。

 「現役時代に、たくさん応援をいただいたことで、最後まで元気に走らせてもらって、たくさん力をいただいているので走ることで恩返しをしたい!」と、力強いコメントも飛び出した。「私自身、何か取り組みができないか?私自身が募金できる形はできないか?ということを試行錯誤して『1周5キロのコースを走る毎に10万円を募金する』というアイデアになりました」と企画の意図を説明した。

 現役選手が東京五輪に向けて奮闘する姿を見て「若い選手たちが自分の命を懸けて挑んでいる姿というのは、キャスターの仕事をしていても、やっぱりどことなくうらやましいというか、命を燃やせることって素晴らしいなと思っていました」と吐露。自身への刺激になったとし、「私も現役を引退して11年になりますが、50歳間際になって40代50代でもまだまだ頑張れる、まだまだいけるというところに挑戦したいと思っています」。熱い思いをのぞかせた。

 複数人での企画となる。他競技のアスリートにも広く交友関係をもつ高橋さんは、「チームQ」の存在も告白。「私からすでに数人、声をかけさせて戴いています。その方々にも1周5キロ、10万円ずつ募金をしてもらおうと思っています」「今賛同してくれる方が4人いる」とし「1人は女優さんです」とヒントも。さらに著名人の「立候補ランナー」も1人募集。「行列のできる法律相談所」のホームページの募集フォームで、17日午後10時まで受け付けるといい「助けてくれるメンバーをこれから募集したい」と呼びかけた。総勢6人での挑戦となりそうだ。

 今年のテーマは「動く」で、メインパーソナリティーはジャニーズ事務所の5グループから1人ずつ選出。3回目となるキャプテンのV6・井ノ原快彦(44)副キャプテンのNEWS・増田貴久(34)に、初挑戦のKis―My―Ft2・北山宏光(34)ジャニーズWEST・重岡大毅(27)King&Prince・岸優太(24)が務める。

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2020年8月16日のニュース