朝日奈央 高いトーク力の裏にあるアイドル卒業後の“修行”

[ 2020年8月16日 08:45 ]

朝日奈央
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 バラエティー番組に引っ張りだこの活躍を見せている元「アイドリング!!!」のタレント、朝日奈央(26)をインタビューした。

 元アイドルなのに「NGなし」を掲げ、芸人並みに全力で笑いに取り組んでいる。アイドル時代に番組共演し、今も師と仰ぐバカリズム(44)の「NGなく何でもやり切れ」という教えが根本にあるが、ここまでバラドルとして成長できたのは、アイドル卒業後の修行のおかげでもある。

 マネジャーがタレントを連れてテレビ局に行き、番組プロデューサーらに紹介する――。これはよくあるPR方法だが、朝日の場合は自分1人で売り込んでいたというから驚きだ。自らプロフィル素材を手渡すだけでなく、その場で相手と話をつなげ「会話を成立させること」を意識していたという。

 これはマネジャーが考えたトーク力強化のための修行。テレビ局に入るまでは一緒だが、売り込みは朝日1人でさせた。朝日は「“こんな売り込み方、初めてだよ”っていろんな人に言われました」と振り返る。

 プロフィルを渡すことは二の次。とにかく相手としゃべることでトーク力を磨き、しかも相手に印象を残した。プロデューサーだけではなく、あらゆるスタッフと仲良くなった。制作会社の関係者は「朝日さんはとにかく現場ウケがいい。上戸彩さんや松浦亜弥さんと同じで、評判がスタッフからどんどん広がっていくタイプ」と明かす。

 元々、アイドル時代から、滝行など体を張ったバラエティー企画には慣れっこだった。ますます活躍の場が増えそうだ。(記者コラム)

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2020年8月16日のニュース