高橋真麻 「Go To」キャンセル料負担方針転換に「頭のいい人たちが考えた政策には思えない」

[ 2020年7月21日 13:35 ]

フリーアナウンサーの高橋真麻
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 フリーアナウンサーの高橋真麻(38)が21日、フジテレビ「バイキング」(月~金曜前11・55)に出演。国による観光支援事業「Go Toトラベルキャンペーン」での東京都発着の旅行を除外した件で、国がキャンセル料負担を表明したことについて「本当に頭のいい人たちが考えた政策に思えない」とバッサリと斬り捨てた。

 22日から開始する「Go Toトラベル」の対象から東京都発着の旅行を除外した対応を巡り、赤羽国土交通大臣は21日に会見を行い、東京都発着の旅行について、予約のキャンセル料を補償すると表明。10~17日の予約が対象。それまで、国としてはキャンセル料を補償せず、事業者に対しても指導を行わないとしていた。

 番組MCの坂上忍(53)は政府の方針が一転したことについて「キャンセルに対する実態把握の無さにちょっとびっくりしちゃった」とあきれ。高橋も「観光業の方々を助けるために政策なのに、結局、首絞めてるって、何のためにやってるんだろうって思いますよね」と首をひねった。

 赤羽大臣が示した方針は、キャンセル料全額ではなく、キャンセル料に伴う「実損」相当分を国が補償するというもの。これについても、高橋は「正しい旅行業者が泣きを見て、これを利用した詐欺(も出てくる)。例えば、本当はキャンセル発生してないのに、キャンセルが発生したみたいな、新たな問題が発生する」と詐欺被害などの可能性にも触れ、「そのことを思うと、本当に頭のいい人たちが考えた政策には思えない」と辛らつ。「(企業で)社をあげてのキャンペーンって打ち出して、二転三転してたら、ボーナス無し、降格みたいな、やっている内容。仕事が出来てなさすぎる」とした。

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2020年7月21日のニュース