心の赴くまま…三浦春馬さん、厚いメモ帳に落ち込む様子綴る

[ 2020年7月21日 05:30 ]

三浦春馬さん密葬

俳優の三浦春馬さん
Photo By スポニチ

 三浦さんの自宅から見つかったメモ帳の紙に「死を考えている」の記述のほかに、落ち込む様子が書かれていたことが分かった。捜査関係者によると、メモ帳は厚いもので「日々の出来事や仕事に対する思いなどが書き留められていて、内容も書き方も心の赴くままといった感じ」という。

 スポニチ本紙の取材では、三浦さんは公私で悩みを抱えていた。俳優としては今年3、4月に舞台「ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド」に主演する予定だった。3月は約1カ月の東京公演だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で1週間で中止。ドラマ関係者によると「三浦さんは役にとことん入り込むタイプ。その仕事が終わった後に、役から素の自分に戻るため一定期間の“役抜き”の時間が必要だったほど」だった。同作は社会で孤立する脱獄者という難しい役。演劇関係者は「役を全うし切れず、さらにコロナで先の俳優の仕事がどうなるのか不安もあったのではないか」と話した。

 また周囲の知人によると、3年ほど前から劇的に酒量が増えたという。知人は「プライベートで悩みを抱えていたようで、そのころから“もうどうでもいい”という感じで飲むことが多くなった」と語る。メモ帳の紙に書かれた「落ち込み」はこれらと関係があるのか。警視庁は記述内容についても詳しく調べている。

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2020年7月21日のニュース