久米宏「ラジオなんですけど」最終回 思い出のスタジオ跡地から「ザ・ベストテーン!」

[ 2020年6月27日 13:22 ]

フリーアナウンサーの久米宏
Photo By スポニチ

 フリーアナウンサー久米宏(75)が27日、この日で最終回を迎えたTBSラジオ「久米宏 ラジオなんですけど」(土曜後1・00)に生出演した。

 最終回は東京・港区赤坂のロケでスタート。かつて司会を務めたTBS「ザ・ベストテン」の収録を行っていた「Gスタジオ」の跡地で、「昔のTBSのテレビGスタジオがあったところで、『ザ・ベストテーン!』というのをここで毎週木曜日、やってました」と語った。一方で、歩きながらのロケで「昔は歩いているだけで息が切れることなんてなかったな」と寂しそうにコメントした。

 「久米宏 ラジオなんですけど」は06年10月にスタート。久米の軽妙な語り口や長年のアナウンサー人生で培った経験談が人気で、約14年の長寿番組となった。久米は今月6日の放送で、6月いっぱいでの番組終了を自ら発表。「理由を挙げると100くらいあります」などとしながら、集中力や根気の衰えなどを理由に挙げていた。また、リスナー急増の一方で、「下り坂になってからやめるのは良くないというのが持論」とも語っていた。

 番組最後のゲストには同局「伊集院光とらじおと」のパーソナリティーを務める伊集院光(52)が出演。この番組の終了をもって、久米はすべてのレギュラー番組が終了する。

続きを表示

2020年6月27日のニュース