中村泰士 12日に無観客ライブ開催 ギター弾き語りで「喝采」を披露

[ 2020年6月8日 12:05 ]

12日に無料生配信の無観客ライブを開くことを発表した中村泰士
Photo By 提供写真

 「喝采」「北酒場」などのヒット曲で知られる、作詞作曲家で歌手の中村泰士が8日、無料生配信の無観客ライブを12日に大阪市内で開くことを発表した。当日は初めてギター弾き語りで「喝采」を披露するという。

 場所は天王寺区のライブハウス「TAKARA OSAKA」で午後4時にスタート。Live House TAKARA OSAKAライブ配信チャンネルで配信され、浅田あつこ、おおい大輔、塩乃華織ら大阪府出身の歌手らとともに盛り上げる。

 “大阪を歌謡曲の聖地に”との思いで、ここ数年、大阪を地盤に活躍する歌手らとともに「SUPER歌謡劇場」と題した定期ライブを開いてきた中村。先月21日に81歳の誕生日を迎えたが、この歳になってもまだまだ意気軒昂だ。

 2016年の喜寿記念ライブでは、年齢と同じ77曲を目指してそれを上回る81曲を熱唱。翌17年には大阪城ホールで「1万人の歌謡曲」を開き、傘寿を迎えた昨年は80ステージに立つという目標も達成した。

 さらにやりたいことを模索する中で今年、新型コロナウイルス禍に直面。エンターテインメント業界は世界的な自粛期からなかなか抜け出せないが「私たち歌謡曲を愛する者たちは負けたくありません」「新時代に適合するため、小さなことから積み上げていこう」と今回、一念発起して開催にこぎつけた。

 2年前から大阪観光局のアンバサダーを務める中村。「私たちの歌が、少しでも大阪の街に活気を取り戻すきっかけになればと願っております」と話している。

続きを表示

2020年6月8日のニュース