志らく 「笑点」批判も円楽の心遣いで“手のひら返し”「オファーが来たら、すぐ出ます」

[ 2020年5月30日 14:46 ]

落語家の立川志らく
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 落語家の立川志らく(56)が29日放送のフジテレビ「ダウンタウンなう」(金曜後9・55)にリモート出演。「笑点」を批判したにも関わらず三遊亭円楽(70)から気遣われ、涙したエピソードを告白した。

 30代の頃に執筆した自著の中で、日本テレビ「笑点」(日曜後5・30)について「若者が物心つくと最初に落語を意識するのは『笑点』だ。あそこが落語界における一番のステータス」と位置づけ、「本来は古典落語の名人になりたくて作品をやってるのに」と苦言を呈したことを振り返った。「いい大人が、いつまで座布団の取りっこしてるんだ」「笑点はいち早く落語界のために番組を止めてくれ」などと主張したという。

 その後、笑点メンバーと新幹線の中で「一緒になっちゃった」と、鉢合わせてしまうハプニングが。「私の座った(席の)周りは全部笑点のメンバー」という状況で「誰も何も言わないんです」と気まずい時間を過ごしたという。そんな中、円楽が他のメンバーにパンを配り始めると「志らく、お前も食うかい?」と救いの声。円楽の気遣いに「私は道中ずっと泣いてました」と明かした。

 「本当に悪いことしたなあ」と痛感した志らくは後日、新聞のコラムで「笑点があったから今日、日本人は落語を忘れずに済んだ」と謝罪したと話した。さらには「もし、万が一、笑点のオファーが来たら、すぐ出ますので」とまで。

 あまりの“手のひら返し”にMCの松本人志(56)は「180度違う」とツッコんで笑いを誘った。

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2020年5月30日のニュース