【来週のエール】第10週 裕一、ヒット曲へ“起死回生”の秘策は?新曲「船頭可愛いや」も不発

[ 2020年5月30日 13:00 ]

連続テレビ小説「エール」第10週は「響きあう夢」。(左から)酒を酌み交わす木枯(野田洋次郎)裕一(窪田正孝)鉄男(中村蒼)(C)NHK
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 俳優の窪田正孝(31)が主演を務めるNHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は6月1日から第10週に入る。

 朝ドラ通算102作目。男性主演は2014年後期「マッサン」の玉山鉄二(40)以来、約6年ぶりとなる。モデルは全国高等学校野球選手権大会の歌「栄冠は君に輝く」などで知られ、昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而(こせき・ゆうじ)氏(1909~1989)と、妻で歌手としても活躍した金子(きんこ)氏。昭和という激動の時代を舞台に、人々の心に寄り添う曲の数々を生み出した作曲家・古山裕一(窪田)と妻・関内音(二階堂ふみ)の夫婦愛を描く。

 主題歌は福島県で結成され、「キセキ」「愛唄」などの数々のヒット曲で知られる“覆面”男性4人組ボーカルグループ「GReeeeN」が初担当。「星影のエール」を書き下ろした。語りはアニメ「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」「テニスの王子様」「ゴールデンカムイ」などで知られる声優の津田健次郎(48)。朝ドラのナレーションは初挑戦となる。

 連続テレビ小説は月~土曜の週6日放送してきたが、制作に時間のかかる4K撮影や働き方改革のため、「エール」から土曜の放送をなくし、週5日に短縮された。

  第10週は「響きあう夢」(6月1~5日)。

 ヒット曲に恵まれない裕一(窪田)は、木枯(野田洋次郎)から売れっ子作詞家の高梨一太郎を紹介される。高梨に見込まれ裕一が作曲した「船頭可愛いや」は藤丸(井上希美)の歌でレコード化されることに。しかし、廿日市(古田新太)の期待もむなしく全く売れない。そこで起死回生で取られた手段とは!?一方、音楽学校の記念公演に向け、音(二階堂ふみ)らは環(柴咲コウ)の指導の下、本番に向けて稽古に励んでいたが…。

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