徳永有美アナ18日ぶり「報ステ」復帰、別室からリモート出演「複数の感染者、重く受けとめる」

フリーの徳永有美アナウンサー
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　テレビ朝日「報道ステーション」（月～金曜後9・54）でメインキャスターを務める徳永有美アナウンサー（44）が27日、18日ぶりに番組復帰した。コンビを組む富川悠太アナウンサー（43）の新型コロナウイルス感染を受けて出演を見合わせていた。

　リモート出演した徳永アナは番組冒頭に「こんばんは。報道ステーションです。富川アナが新型コロナウイルスに感染したことを受けて、私も番組出演を控え自宅で経過観察を続けてきましたが、2週間以上が経ち、体調にも問題がないことから今日から復帰することとなりました。ただし、暫くはスタジオには入らず、こうして別の場所からお伝えしていきます」と説明した。

　「感染拡大防止を呼び掛けてきたにも関わらず、番組で複数の感染者が出てしまったことを重く受けとめております」と番組を代表してコメント。「いたずらに不安をあおることなく、安全な生活に必要な情報や大きな流れの中で取り残されてしまっている方々の姿を、冷静に多角的にお伝えしていきたいと思っております」と誓った。

　徳永アナは富川アナとともに9日まで出演。12日に富川アナの感染を公表してから徳永アナは濃厚接触の疑いがあるため、13日から番組出演を見合わせ自宅待機していた。21日に退院した富川アナは引き続き自宅静養を続ける。

　テレビ朝日がこの日午前中に徳永アナの復帰を発表。同局によると、徳永アナのほか清水俊輔アナ、森川夕貴アナ、下村彩里アナらが出演を再開し、全員自宅待機となっていた番組スタッフも27日から制作に復帰する。富川アナの感染判明以降に出演を続けている小木逸平アナ、板倉朋希アナ、森葉子アナらとともに「リモート出演などできる限りの感染防止策を取りながら、番組をお伝えしてまいります」とした。

　同番組は富川アナのほか、関係者の感染者が相次ぎ、24日までに5人の感染者が出ている。