“はなまるファミリー”安東弘樹アナ 岡江久美子さん哀悼「人生の限り幸せにしてくださった」 

[ 2020年4月27日 18:58 ]

元TBSでフリーの安東弘樹アナウンサー
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 フリーアナウンサーの安東弘樹(52)が27日、自身がパーソナリティーを務めるニッポン放送「安東弘樹DAYS」(月~木曜後1・00)に出演し、新型コロナウイルスによる肺炎のため23日に急死した女優の岡江久美子さん(享年63)を偲んだ。

 TBSの局アナ時代、岡江さんが司会を務めていた「はなまるマーケット」で10年近く共演。「実はいまだにピンときていなくって、こんなに悲しいのに涙が出ないような状況なんですよ」と安東アナ。「本当に素敵なかたで、これほど裏表のないかたはおそらく僕、後にも先にも出会わないような気がしていて…」と吐露した。

 「普通、人間はオンオフありますよ。でも岡江久美子さんはあのまんまなんですよ」と安東アナ。生放送中、スタッフがミスをしても臨機応変に対応し、放送後の「反省会」でも責めるのではなく常にポジティブ、常に笑顔だったという。

 「それを心掛けているというより(もともと)そういうかたなんじゃないかっていうくらい、本当に新人のADさんからTBSの社長まで、岡江さんのことが大好きだった。誰に聞いても肯定の言葉しか出てこないようなかたで…」と回顧した。

 昨年8月、あるパーティーで岡江さんと会った際は、変わらず元気いっぱいで、笑いにあふれていたという。「それだけに(岡江さんの逝去は)リアリティーがないんですよね。でもこうなってしまったことで、本当に身近なかたが亡くなる病なんだと実感されているかたも多いと思う」と打ち明けた。

 「常に人のために時には明るく、楽しく、幸せにさせてくださって、最後も何かメッセージを残してくださったような気がしていて」と安東アナ。「お悔みなんていう言葉、使えなくて。とにかく、関わったかた全てを代表して『我々を人生の限り幸せにしてくださり、ありがとうございました』っていう言葉が出てくるんですね。ご家族はそんな状態じゃないかもしれないですけど…お礼を申し上げたいです」と感謝し、「これからもずっと(自分の中に)岡江久美子さんは大きく存在してくれるのかなと思っています。本当にありがとうございました」と、締めくくった。

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2020年4月27日のニュース