千原ジュニア 観光大使務める宮古島への来島自粛を呼びかけ「1人出たらホンマに終わりやって」

[ 2020年4月27日 16:17 ]

千原ジュニア
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 お笑いタレント、千原ジュニア(46)が26日放送のABEMA「ABEMA的ニュースショー」(日曜正午)に出演。観光大使を務める沖縄・宮古島への来島を自粛するよう呼びかけた。

 プライベートで度々、宮古島を訪れ魅力を発信し、2016年に観光大使に就任したジュニア。新型コロナウイルス感染拡大の影響を危惧する同島の友人と前日25日に電話したといい、「ゴールデンウイーク、どんどん(観光客の予約が)来てはる。ホンマに勘弁してもらわないと」と、会話の内容を明かした。

 県などの発表によると、宮古保健所管内での新型コロナウイルス感染者は同月26日時点で出ていない。ジュニアは「コロナに対応するベッドが3床、宮古島で」と説明、前出の友人の「1人出たらホンマに終わりやって」とのメッセージを紹介した。

 さらに、飲食店などには「島民以外の人は入店お断りみたいな張り紙」が掲示されているそうで、それが元でトラブルも発生しているという。「本当に落ち着いたら是非、ぜひ来てくださいと、ホンマに今はどうか来ないでっていう話はしました」と神妙な面持ちで語った。

 ゲスト出演したジャーナリスト、堀潤氏(42)は、「悲しいことではありますよね、沖縄は観光で成り立っていた、でも来ないでって言わなきゃいけない状況っていうのは」とコメント。「政府はね、沖縄を守って欲しいと思います。移動に関してもう少し制限をかけるとかやってほしい。医療体制が都内と違うんですから。ジュニアさんがおっしゃったように、島で医療崩壊が起きたらどうするんですかって」と指摘した。

 沖縄県の玉城デニー知事(60)も危機感をあらわにしている。26日、自身のツイッターで「今年の大型連休に沖縄へ来る予定の方が航空会社の予約によると6万人余いるとのこと」とした上で、「残念ですが沖縄は非常事態宣言の体制で充分なおもてなしは到底できません。離島を含め医療体制も非常事態です。どうか今の沖縄への旅はキャンセルして受け入れ可能な時期までお待ち下さい。stayhome weekして下さい」とつづった。

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2020年4月27日のニュース