「サザエさん」で増岡弘さん追悼テロップ 41年間マスオ役を担当「いつも穏やかで優しい…」

[ 2020年3月29日 18:59 ]

増岡弘さん
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 21日に直腸がんのため死去した声優の増岡弘さん(享年83)が2019年まで41年間マスオ役を担当していたフジテレビ系「サザエさん」(日曜後6・30)の29日放送で、増岡さんをしのぶテロップが流された。

 3話目の「笑う門には…」の途中、マスオがやさしく微笑んでいる場面で「1978年6月から2019年8月までの41年間、フグ田マスオの声優を務めていただいた増岡弘さんが逝去されました。いつも穏やかで優しいマスオさんを演じてくださった増岡弘さんのご冥福を心からお祈りいたします」のテロップを流し、増岡さんをしのんだ。

 増岡弘さんは1978年6月11日から2019年8月18日までマスオの声を担当。声優の田中秀幸(69)が後任を務めている。

 亡くなった26日には田中は「増岡さんとは昔からたくさんの番組でご一緒させて頂きました。優しい笑顔、楽しいお話し、穏やかなお人柄。全部ずっと覚えています。どうぞ安らかにお眠り下さい」と追悼。アニメ「サザエさん」スタッフ一同もコメントを発表し「カッコいい自慢の夫であり、家族思いの父親であり、気遣い上手な娘婿であり、頼れる義兄でもあるマスオさん。いつも穏やかで優しく、ユーモアにあふれた増岡さんの人柄そのものでした。これからも『サザエさん』スタッフ一同、マスオさんというかけがえのない家族の一員を、大切に描きつづけていきたいと思います。長い間、本当にありがとうございました」と追悼していた。

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2020年3月29日のニュース