【明日3月30日のエール】第1話 裕一、晴れの東京五輪開会式も不安で姿隠し…妻の音は慌てて

[ 2020年3月29日 13:00 ]

連続テレビ小説「エール」第1話。裕一(窪田正孝・左)と音(二階堂ふみ)(C)NHK
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 俳優の窪田正孝(31)が主演を務めるNHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は30日、第1話が放送される。

 激動の昭和という時代。音楽の力により人と人を結んで勇気づけたある夫婦の物語。昭和39年10月10日、東京オリンピック開会式の日。聖火ランナーが東京の街を走り、国立競技場で開会式が始まろうという時、会場に足を運んでいた古山裕一(窪田)が姿を隠してしまう。慌てて裕一を探し回る妻の音(二階堂ふみ)。裕一は自分が作曲した開会式の音楽を皆が受け入れてくれるか不安だったのだが、その時…。

 朝ドラ通算102作目。男性主演は2014年後期「マッサン」の玉山鉄二(39)以来、約6年ぶりとなる。モデルは全国高等学校野球選手権大会の歌「栄冠は君に輝く」などで知られ、昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而(こせき・ゆうじ)氏(1909~1989)と、妻で歌手としても活躍した金子(きんこ)氏。昭和という激動の時代を舞台に、人々の心に寄り添う曲の数々を生み出した作曲家・古山裕一(窪田)と妻・関内音(二階堂ふみ)の夫婦愛を描く。

 主題歌は福島県で結成され、「キセキ」「愛唄」などの数々のヒット曲で知られる“覆面”男性4人組ボーカルグループ「GReeeeN」が初担当。「星影のエール」を書き下ろした。語りはアニメ「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」「テニスの王子様」「ゴールデンカムイ」などで知られる声優の津田健次郎(48)。朝ドラのナレーションは初挑戦となる。

 連続テレビ小説は月~土曜の週6日放送してきたが、制作に時間のかかる4K撮影や働き方改革のため、「エール」から土曜の放送をなくし、週5日に短縮された。

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