松本人志、R－1ネタ“影マイク”の多用に疑問「もうコンビと一緒やん」

「ダウンタウン」の松本人志
Photo By スポニチ

　お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志（56）が28日深夜放送のABC「松本家の休日」（土曜深夜0・10）に出演。「R－1ぐらんぷり2020」決勝大会を振り返り、審査方法やネタの内容についてコメントした。

　決勝戦でネタを披露後、上位3人が再度ネタを披露するファイナルステージが導入されているが、松本は「R－1ってネタを2個やるから、点数を足した方がいいと思うねんけどな。全然違うものになるから、1本目と2本目の場合によっては。だから、足して総合点にした方がいいと俺は思う」と持論。視聴者投票についても触れ「あと同点の時に、けっきょく視聴者のやつが有利になって勝ちになるのもようわからんよな」と首をかしげた。

　「一人芸」の頂点を決めるだけに、出場芸人のネタについては「影マイクをあんまり使いすぎるのもどうかと思うねん。あれがオッケーになったら、もうコンビと一緒やん」と指摘し「自分じゃなくてもいい人の声を使えるんやったら、コンビで出来ちゃうよねっていうことになってくるよね」と語った。

　一通り見解を示したところで「ずっとダメ出ししてるな、俺」とポツリ。これに「良くなっていくのよ、こういうことで」と、共演者の「雨上がり決死隊」蛍原徹（52）があわててフォローを入れると、松本も「続けて欲しいからですよ」と釈明していた。