「お見事です」藤井聡太七段が褒めてくれる 初監修将棋ゲームソフト発表

[ 2019年12月24日 05:30 ]

自ら監修した将棋ゲームの発表会に出席した藤井聡太七段(撮影・岸 良祐)
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 将棋の最年少棋士・藤井聡太七段(17)が23日、都内で、初監修したゲームソフト「棋士・藤井聡太の将棋トレーニング」(株式会社ゲームスタジオ)の記者発表に登壇した。対局以外で囲み取材に応じたのは初めてといい「対局より、こちらの方が緊張しています」と照れた。

 同ソフトは任天堂スイッチ用で、将棋のルールを知らない初心者でも楽しめる内容。指した手によっては藤井七段の声で「お見事です」などと称賛コメントが入るサービスも。藤井七段は「さまざまな方々に将棋の魅力を知っていただきたい」とPR。実際にソフトを使用したそうで「どのような棋力の方であっても楽しんで対局できます」と大絶賛した。来年3月5日の発売を予定している。

 《進学の意思なし》227日に今年最後の対局(対斎藤慎太郎七段)を残している藤井だが、来年に向けては「タイトル挑戦にあと一歩届かなかったので、棋力をつけてそこ(タイトル挑戦)にチャレンジしたい」と決意表明。来春から高校3年となり、卒業後は「強くなるための大切な時期。棋力向上に努めたい」と進学の意思がないことをうかがわせた。

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