笠井信輔アナ 自身の発言を反省「恐怖をばら撒いてしまった」

[ 2019年12月24日 10:33 ]

笠井信輔アナウンサー
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 悪性リンパ腫を患っていることを公表したフリーの笠井信輔アナウンサー(56)が24日、自身の公式ブログを更新。「不用意にCVポートの恐怖をばら撒いてしまった」と謝罪した。

 抗がん剤治療1日目の様子をアップ。「私は『痛み』に救われたのでしょう」「入院して良かったと思えたのは、体の痛みが減ったからですなど、“痛み”にまつわる内容を投稿した笠井アナ。そこで、「実は、同じ境遇で闘病中の皆さん、これから病と闘おうとしてる皆さんに謝らなければいけないことがあります」と切り出した。

 「私は入院直前のTVインタビューで『CVポート(抗がん剤の点滴を効果的に行うための小さな装置)』を胸に埋め込む手術が“怖い”と発言しました。白血病だった友人が『自分もCVポート使ったけど、とにかく痛いから』と今回教えてくれたので、『今から痛い事とか考えたくないんです』と、そのまま全国の皆さんにむけて話しました」と自身の発言を回顧。「しかし、入院翌日に行ったCVポート設置手術はほとんど痛みはなく、今日初めて行ったCVポートに抗がん剤用点滴針を刺す瞬間の胸の痛みは『チクッ』という程度のもの。恋の胸の痛みの方が大きいくらいです(←流してください)」と実際はそこまで痛みは伴わなかったことをユーモアを交えて明かした。

 そのうえで「謝ろうと思ったのは、ブログやインスタグラムに沢山メッセージを下さったみなさんの中に『以前CVポートを使ってました』『今使ってます』と言う方が何人もいて、その方々が『大丈夫』と元気付けてくださったことが大きいです。ありがとうございました」と感謝しつつ、こういうことは体験してから語ったほうがいいと、つくづく思いました。不用意にCVポートの恐怖をばら撒いてしまったようで、申し訳なかったです」と反省し、謝罪した。

 「“私の場合は”、抗がん剤治療用のCVポートの設置から使用まで、痛みは“今のところ”ほとんどありません。安堵しました」とした。

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