紅白CP 演出は東京五輪を「強く意識」 ラグビーW杯企画も検討

[ 2019年11月14日 18:32 ]

<第70回NHK紅白歌合戦出場歌手発表記者会見>ずらりと並ぶ初出場歌手の面々(撮影・小海途 良幹)
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 NHKは14日、大みそかの「第70回NHK紅白歌合戦」(後7・15~同11・45)の出場歌手全41組を発表。8組の初出場が決まった。

 今年の紅白は、令和で初、節目の70回、東京五輪前最後と記念づくし。番組の加藤英明チーフ・プロデューサー(CP)は「強く意識しているのは来年は2020年で東京五輪・パラリンピックが開催されるということ。2019年をかみしめるともに、来年こういう年でありたいと、前向きになれるような、2020年はいまだかつてない大きなトピックになる年だと思うので、そこを強く意識して、企画を立てていきたい」と力を込めた。東京五輪の個別企画については「これから。議論を重ねている」と強調した。

 今年はラグビーW杯が大きな盛り上がりを見せた。ラグビー関連の企画に関しても「できればと思っているが、何ともいえない」としつつ「ラグビーW杯の盛り上がりは今までのスポーツイベントと比べ物にならないようなものだった。企画なので検討してます。改めてお伝えできれば」と前向きな姿勢を見せた。

 一部で報じられた7月に亡くなったジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長の追悼企画については「ジャニー喜多川さんはNHKにも多大に貢献していただいた大プロデューサー。今年亡くなられたことはエンタテイメントの大きなニュースにもなっている。ただ、現時点では企画はこれから。企画が固まればというところ」と話すにとどめた。

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2019年11月14日のニュース