黒柳徹子、ユニセフ親善大使「100歳までしたい」 世界最長、就任35周年

[ 2019年11月14日 20:22 ]

「UNICEF親善大使就任35周年」記念レセプションに出席した黒柳徹子
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 黒柳徹子(86)が14日、都内で開かれた「UNICEF親善大使就任35周年」記念レセプションに出席。1984年にユニセフ親善大使に就任してから35年。世界の親善大使の中で最も長い在任期間となるが、「あとどのくらいできるかわからないけど、100(歳)くらいまではしたい」と笑顔で宣言した。

 これまでに39カ国を視察し、子どもたちの支援の必要性を訴えてきた黒柳。「任命されてからアフリカに行き、生まれて初めて栄養失調はどういうものかを見ました。エチオピアでは体の幅が5センチほどに痩せた子どもが泣きもせずに砂漠の中を歩いているのを見て、どうしたら痩せられるのかと言っている日本のことを思い、私たちは恵まれていると思った」と活動を振り返った。

 35年間、大使を続けられているのは「少しでも自分のしたことが役に立つと思ってやっている」という信念があったから。黒柳は「任命されていなかったら、何も知らないでのんきに一生を終えていた。子どもたちと話をしたり、状況を見ることができたのは本当にありがたい」と任命されたことに改めて感謝を述べていた。

 この日のレセプションには、黒柳とともに各国に出向いてきたカメラマンの田沼武能氏、ユニセフ議員連盟会長の野田聖子衆院議員ら約100人の関係者が参加。黒柳へのサプライズプレゼントとしてお祝いのビデオメッセージも上映されたほか、黒柳がこれまで親善大使として訪れた国すべてを「読んでみたい」といい、39カ国の国名を読み上げる一幕もあった。

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