杉田かおる涙 介護した母との最後の会話「きれいな下着持ってきてくれる?」

[ 2018年9月25日 10:12 ]

女優の杉田かおる
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 女優の杉田かおる(53)が25日、日本テレビ「スッキリ」(月〜金曜前8・00)に出演。今年1月に他界した母親・美年子さんとの介護を中心とした生活を振り返り、涙した。

 杉田は母親の生前、その様子や介護の過酷さについて、ブログで報告し続けてきた。「介護とは愛をもって寄り添うこと。53年間ケンカもしたし、嫌なこともあったけど母を絶対的に信頼して愛して全力でいけば腹を決めて寄り添える」と介護を振り返った。

 亡くなる1週間前には、美年子さんに「私といて楽しかった?」と質問され、「楽しかった」と答えると「私はもっと楽しかったよ」と言葉をかけられたといい、「それが一番うれしかったです」と涙。最後の会話はテレビ電話だったといい、「何か私、もうおむつが取れそうなの。きれいな下着を持ってきてくれる?」と普段と変わらない日常的な言葉だった。杉田は「劇的な会話じゃなかった」と涙を流しつつ、「寂しさはないです。やれることはやりきった。寿命は体力的肉体的なことの限界だと思う。それを見届けられたので悔いはない」と語っていた。

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2018年9月25日のニュース