TOKIO国分、悔しさ、寂しさ…葛藤明かす「山口を見捨てることはできません」

[ 2018年5月2日 14:39 ]

会見を行うTOKIOのメンバー(左から)長瀬智也、国分太一、城島茂、松岡昌宏                  
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 人気アイドルグループの「TOKIO」のメンバー城島茂(47)、国分太一(43)、松岡昌宏(41)、長瀬智也(39)が2日、メンバーの山口達也(46)が強制わいせつ容疑で書類送検され、起訴猶予処分となったことを受け、都内で記者会見を行った。

 国分は「まずは被害に遭った方、そしてその家族に同じグループ、メンバーとして謝罪させてもらいます。TOKIOを信じ、一緒に仕事をしてくださった皆様、そして何より、自分たちを信じ、一緒に走ってきたファンの皆様、悲しい思いをさせてしまい、大変申し訳ございませんでした」と再び謝罪した。

 国分は「正直、ここ数日、複雑です。今も複雑な状況でしゃべっています。朝起きて、ここ数日、自分のやっている番組で山口の記者会見を読んでおります」と毎日生放送で謝罪を続けている素直な心境を吐露。「悔しい思い、寂しい思い、山口のまだ自分の場所があるならという言葉、もはやどう聞いていいかもわからない状況です」と続けた。

 番組では厳しいコメントも聞かれたが、「ただ、自分の心の片隅に、手を差し伸べてしまいそうになることもあります。それはいけないんだと、わかっていますが、毎日、こういった感情が交互に現れます」と揺れ動く思いを明かした。

 山口からの退職願について「山口が自分たちの前で辞表を出したとき、何が起きたのかわかりませんでした」と振り返り、「それでも、普通はこの辞表を認めるべきだと思います。ただ、自分たちもまだ冷静ではありません。山口自身もかなり憔悴しきった状況です。その辞表を受理したとしても、僕は山口を見捨てることはできません」と山口への思いを明かし、「彼がこれから被害者の方とどう向き合って聞くのか、彼自身がどうたって自分と向き合っていくのか、それをしっかりと見続けないといけないと思っています。本当に申し訳ございませんでした」と締めくくった。

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2018年5月2日のニュース