元西武監督の辻発彦氏　休養の松井稼頭央監督にエール「またユニホームを着ることもあると思う」

交流戦   西武ー中日 （ 2024年5月28日    バンテリンD ）

＜中・西＞始球式を行う辻氏（撮影・椎名　航）
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　26日に成績不振で休養した松井稼頭央監督（48）に代わり渡辺久信監督代行兼ゼネラルマネジャー（GM＝58）が、指揮を執る“新生”西武は28日、交流戦初戦で中日と対戦。22年まで西武の監督を務めた辻発彦氏が、松井監督にエールを送った。

　始球式に登場し、見事なストライク投球で球場を沸かせた辻氏は、その後の囲み取材で監督が交代したことについて言及した。辻氏の後を受けて西武の監督に就任した松井監督の突然の休養。辻氏は「選手はグラウンドに立って試合をやるしかないので。ただ、選手の中でも気持ちが変わってくると思うので、そこはもう選手次第。その中で選手が違った気持ちで逆に刺激にしてやってくれたらいいかなと思います」と語った。

　また、26日に松井監督から電話をもらい、休養の報告を受けたことを明かし「何も言えなかった」としながらも「残念だったけど、まだまだ若いし。彼はこれからも勉強していくと思う。野球界のためにまたユニホームを着ることもあると思うんで、またしっかりと準備してほしい」と愛のあるエールを送った。