番記者が解説 大谷がジャンプスポーツ漫画賞審査員に名を連ねた意義“友情・努力・勝利”三大原則ピタリ

[ 2024年5月28日 01:30 ]

<レッズ・ドジャース>中断中にヘアバンドをして再開を待つ大谷(撮影・光山 貴大)
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 【ヤナギタイムズ】日本ハム時代の13年12月からドジャースの大谷翔平投手(29)を本格取材し、TBS系情報番組「ひるおび」、「ゴゴスマ」などに随時出演する本紙MLB担当・柳原直之記者(38)の連載コラム「ヤナギタイムズ」。今回は大谷の好きな漫画に迫った。

 友情、努力、勝利。週刊少年ジャンプに必要な原則として語られるこの3大要素と、野球に全てを注いで二刀流でメジャーを席巻する大谷の生きざまはピタリと当てはまる。

 大谷は日本ハム時代からオフの過ごし方に漫画を読むことを挙げ、全巻所有の「SLAM DUNK」は新装版も買い、何十回と読み込んだ。好きなキャラクターは陵南の仙道彰。「まだあわてるような時間じゃない」というせりふが好きで、他にも同校の相田彦一のセリフを引用した形で「アンビリーバブルや!!」とSNSに投稿したことも。あるインタビューでは自分と近いタイプに「努力の天才」として描かれる海南大付属の神宗一郎を挙げたこともあった。

 エンゼルス時代の21年9月、ジョー・マドン監督が「下手くその上級者への道のりは 己が下手さを知りて一歩目」と書かれた慈善Tシャツ姿で登場したが、この言葉は大谷がチョイス。湘北バスケ部監督の安西光義先生が、主人公・桜木花道に贈った有名な言葉だ。

 エ軍で同僚だった救援右腕エステベスは「ブラッククローバー、マッシュルを教えてもらった」と明かす。救援右腕のロドリゲスは「翔平に教えてもらってNARUTOにハマった。あとHUNTER×HUNTERも」と語っていた。

 興味深いのは、ここまで出たタイトル全てが“ジャンプ漫画”であること。今回「ジャンプスポーツ漫画賞」審査員に名を連ねたことには大きな意義がある。多くの人に勇気と笑顔を届ける。そんな「スポーツの力」が広がることを誰よりも願い、生きざまを学んできたのが大谷だからだ。

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