広島・新井監督 交流戦も泰然自若「苦手意識はさらさらない。しっかりと戦っていきたい」

[ 2024年5月28日 05:45 ]

広島・新井監督
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 「日本生命セ・パ交流戦」が28日に開幕し、広島は本拠地のマツダスタジアムでオリックスと対戦する。ペナントレースの行方を左右する18試合を前に、新井貴浩監督(47)は「別に意識しなくていい」と泰然自若を強調した。目下22勝17敗4分けで首位・阪神とは0・5ゲーム差のリーグ2位。昨季の交流戦の経験を自信に変え、積極野球で首位浮上を目指す。

 今季の行方を大きく左右する可能性がある交流戦の季節がやってきた。新井監督はここまでの戦いぶりを評価した上で、パ・リーグ相手にも、自分たちの野球を貫く姿勢を示した。

 「ここまでみんな本当によく頑張ってくれている。(交流戦も)今まで通りガンガン攻めて、守る方も、走る方でも失敗を恐れずにガンガン攻めていく」

 12球団ワーストの通算166勝227敗15分けが示す通り、交流戦を苦手にしているが、指揮官は関係ないと言わんばかりに、前を見据えた。22年は6個の貯金を持って交流戦に臨み、5勝13敗。借金2を抱えて同一リーグとの対戦に戻り、結果的にレギュラーシーズンはリーグ5位に終わった。

 だが、新井政権1年目の昨季は、貯金2で交流戦に突入して9勝9敗の勝率5割。オリックスのエースだった山本由伸(ドジャース)、ロッテ・佐々木、ソフトバンク・和田らリーグ屈指の好投手との対戦が続いた。それでもリーグ1位タイの13盗塁と機動力を駆使して、チーム一丸で勝利を積み重ねた。“鬼門”を乗り切り、5年ぶりAクラスとなるリーグ2位につなげた。その経験を自信に指揮官は泰然自若で臨む構えだ。

 「交流戦だと別に意識しなくていい。今まで通りと思って選手はやってくれれば。昨季は“苦手の交流戦だ”、“最下位だ”と大騒ぎしていた中、選手の頑張りのおかげで、5割で乗り切れたし、自信になったと思う。交流戦に苦手意識はさらさらない。しっかりと戦っていきたい」

 今季は打率・346で、チームトップタイ3本塁打の末包も指揮官の言葉に呼応した。

 「(同一カードは)一回しかないので、どんどん(振って)いきたいなと思う」

 昨季交流戦は4試合の出場ながら打率・429、1本塁打、1打点。3年目で初めて交流戦の開幕を1軍で迎える大砲は活躍に向けて力を込めた。今週は昨季負け越したオリックス、ソフトバンクとの対戦が続くが、チーム一丸で上昇を目指す。(長谷川 凡記)

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