ソフトバンク・小久保監督 交流戦初戦は「王貞治DAY」王イズムで再加速誓う

[ 2024年5月28日 06:00 ]

ソフトバンク・小久保監督

 交流戦の初戦は鷹にとっても特別な一戦だ。ソフトバンクの小久保監督が28日の巨人戦(東京ドーム)から再び上昇気流に乗ることを目指す。

 巨人の球団創設90周年記念試合の「王貞治DAY」として開催される。阿部監督とは巨人在籍時の盟友で「もちろん(楽しみ)」とニッコリ。何より王チルドレンである指揮官は「初戦、王貞治さんデーなので。いい試合をしたいですね。30年、30年で歴史的には半分ですから」ときっぱり口にした。

 王球団会長は1995年にダイエーの監督就任し、今年でホークス30年になる。選手、監督として巨人に在籍していた期間に並ぶ。王会長にリアルタイムで“王イズム”が脈々と流れているチームとしての戦いを見せる。

 ここまで貯金16で首位を快走中。2位・日本ハムには4・5ゲーム差をつけている。前カードのロッテ戦では自慢の打線が湿って3連敗したが、新たにウエスタン・リーグ2位の打率・333をマークしている柳町、ドラフト3位ルーキーの広瀬が合流する見込みで、チームとしても心機一転で再加速を図る。

 何より交流戦は12球団最多の8度の頂点に立つ得意の舞台だ。4年ぶりのV奪回へ。小久保ホークスがセ・リーグとの戦いでも着々と勝ちを積み重ねていく。(木下 大一)

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